「さくらんぼの豆知識」
さくらんぼが実をつける上で困難な性質が二つあります。
一つは、同一の品種間では受精しない「自家不和合成」で
二つ目は、異なった品種間でも、特定の品種間では受精しない
「交配不和合性」です。この二つの性質により、さくらんぼは比較的
実をつけにくい植物となっています。しかしこの難点を解決する為
高橋農園では
その@
佐藤錦、紅秀峰、高砂といった複数種のさくらんぼを同一園内で栽培する。
そのA
ある品種の枝を切り、異なる品種の枝を接合する「接ぎしつぎ」という手法に
よって受精効率をあげる。
そのB
ミツバチ及び野生のハチで、ミツバチよりも一回り小さい「マメコバチ」によを園内に飼うことによって受精効率をあげる。
といった方法を用いています。
その結果今年も順調にさくらんぼは実をつけ、みなさんにさくらんぼをお届けする
一歩を踏み出すことが出来ました。
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